最近、私がハマっているのは
このカードです。
チャック・スペザーノ博士の
『セルフ・セラピーカード』
本当によく出来たカードです。
まるで、すご腕の占い師が
部屋に入った瞬間、、、
「ズバリ!言うわよ〜」
と言って、
ズバズバ当てられて、
なんで分かるんですか!?
とあっけにとられてしまうような、
そんなカードです。
私は、あるセラピストの方が
本の中で
このカードはとても精度が高く
私はお客様とのセッションの時にこれを使っています。
と言っていたのを見て
とても気になって購入しました。
カウンセリングの場面で
お客様の深層心理を探るために使えるとなると、、、
信憑性もあって
これはかなり具体的に使えるカードなのではないか?
そう感じたからです。
私はまだ、お客様とのセッションでは
使った事がありませんが、
自分自身の癒しと気づきのために
使っています。
心理を学んだり
引き寄せの法則などを実践したりしてくると
ある事に気づくタイミングがあります。
それは、
前に進む力を強化するよりも
まずは
自分をそこに留めている鎖を切るのが先だよね?
という事です。
車で言えば、
アクセルを踏む前に
ブレーキを外そうよ。
と言う事になります。
私たちは、日々、
ブレーキを踏みながら
アクセルを目一杯踏んで
なかなか前に進まない!
と、奮闘し一生懸命になっています。
ブレーキを外せれば
そんなに頑張らなくても
自然に前に進む事になります。
その心のブレーキ
抵抗をゆるめたり
思い込みをゆるめるのが
癒しと気づきになります。
このカードを作った
チャック・スペザーノ博士はこう言っています。
ーーー
神秘的な体験をした人々は
この世は夢や幻だと言います。
もしもこの世界を
しっかり見る眼があったならば
あなたのまわりの世界は
あなたの心の内面を映し出している鏡
である事に気づくでしょう。
セルフセラピーカードは
あなたの心の
「気づいているところ」はもちろん
「気づいていないところ」をも映し出します。
そしてこのカードは
あなたが前に進むための手助けをしてくれます。
ものごとの解決の糸口が見えない時や
あなたの心の中に気がつかない原因が隠れている時など
カードは鏡になって
問題の根源を映し出してくれるでしょう。
また人は、苦しんでいる時
恐怖心に囚われている時
何かを手に入れようとしているなどの状況にある時には
この「現実」という悪夢から
覚めることは困難です。
そういう状態の時には
このカードに象徴されている
光や愛や幸せを体験するのは難しくなります。
しかし、内面的な世界の隠された事実に気がつくと
自らの「気づき」を使って
より良い選択をする事ができます。
しかもそれだけではなく、
癒しの原則に従う事で前に進むこともできます。
自分のパワーや自信が高まるにつれて
自分の人生をもっと幸せな夢に変えて行く事ができるでしょう。
悪夢から目覚めるよりは
幸せな夢から気づく方が覚醒しやすいはずです。
このカードが誰かにとって
本当の助けになる事ができたなら
たとえ、たった一人の人であっても
そして、それがもしあなただったならば
このカードを作った意味があったというものです。
あなたの本当の故郷への旅
つまり、悟りへの道が
安らかに、かつスピーディーになる事を
お祈りします。
ーーー
このカードの使い方は
色々とありますが、
私が好んでやる方法は
課題のカード群から1枚をひき
その解決法として
恩恵のカード群から1枚をひく方法です。
せっかくなので、
ちょっとやってみましょう!
あなたにも何か気づきやヒントがもたらされたら幸いです!
今日引いたカードは
この2枚です。
(写真にある2枚です)
課題のカード群は
3番の「罪悪感」
恩恵のカード群は
26番の「許し」
でした。
それぞれの意味を見てみましょう。
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3番の「罪悪感」
【カードの意味】
自己攻撃、引きこもり、無価値感。
次のステップに進む恐れから、過去に生きてしまう。
「罪悪感」は恐れと切っても切れないネガティブな感情です。
恐れは将来に関するものですが、
「罪悪感」は過去についての「未完了」な感情、
または嫌悪感です。
「罪悪感」がある時はいつも
何らかの形で自分に罰を与えようとします。
「罪悪感」は様々な問題や被害者的な状況を起こす
根本的な原因の一つです。
「罪悪感」が存在する目的は
前に進んで新たな一歩を踏み出さなくても良いように「自分を守る」事です。
そして、「罪悪感」の方に注意を向ければ向けるほど
その存在をいっこうに強めてしまうものなのです。
私達は「罪悪感」を使って自分をコントロールし
自分の果たした役割を過大に誇張します。
そしてまた、人を責める時は
「罪悪感」を使って相手を支配しようとするのです。
人に対して攻撃的になるか
または自分の内面に引きこもり犠牲的な行為をしたり
自分を無価値であると感じたり
低く自己を評価して
自分自身を攻撃するかのどちらかです。
「罪悪感」があると嫌な気持ちがするものです。
そのためにいっそう悪い行動をとる場合と
または嫌な気持ちを補うために
とても「良い行動」をとったりもします。
ところがこのような、いわゆる「良い行動」は
何の報酬ももたらしません。
何故ならば、この「良い行動」は
あなたが良い人間だと「証明」するためのものでしかなく
本当は自分には罪がある事を
知っているからです。
「罪悪感」は間違いを正す余地をあたえません。
訂正するよりは罰せられるべきだというのが
「罪悪感」のメッセージだからです。
「罪悪感」があると人生そのものや
人間関係からも身を引きたくなります。
そしてそのように引きこもっていると
成功することはできないのです。
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このカードが出たら
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このカードを引いた人は
何に対して嫌悪感を抱いているのか?
を見直す必要があります。
「罪悪感」のせいで自分自身を攻撃したり
罰してはいないでしょうか?
あるいは他の人を使って
あなたを攻撃させたり罰しているのかもしれません。
何に関する「罪悪感」なのかがはっきりしない場合は
はっきりと現れてくるまでじっと考えるか、
誰との間にどんな出来事があって「罪悪感」を持つようになったのか?
推量してみましょう。
あなたに必要なのは
間違いを訂正することであって
自分に罰を与えたり「罪悪感」の堂々巡りをして
抜け出さないでいることではありません。
自分を罰すれば罰するほど
気分は悪くなるはずです。
そして、気分が悪くなるにつれて
ますます自分の「罪悪感」を確信することになり
さらにもっと自分に罰を与えてしまうでしょう。
この堂々巡りの中にはまっている限りは
その問題を理解したり、癒したり、許すことは
絶対にできません。
自分を非難している時には
どうしても他人を裁かざるを得ません。
自分自身を自由に解放することによって
あなたの周りの人々も解放することになるのです。
今日、このカードを引いた人は
あなたが世界に与えることのできる最高の贈り物
「本当のあなた自身」
を与えてみてください。
あなたがこだわり続けている「罪悪感」から
必要なレッスンを受けとってください。
必ずしもあなたが悪いわけではない事を認識し
一歩前に進みましょう。
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恩恵のカード群は
26番の「許し」でした。
意味をみてみましょう。
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カードの意味
自分自身の内なるひそかな罪悪感を解消する事。
間違って責めてしまった事を謝る事。
本当に理解する事。
再び繋がる事。
前向きに与える事。
「許し」も、癒しの原則の中心的なものです。
「許し」とは、自分を許す事です。
世界が自分自身のマインド(意識)を映し出す鏡だとしたら
つまりあらゆる責めや非難が、
自分の罪悪感や自己攻撃を外に投影したものならば
人を許すことによってその人と共に
自分自身の潜在意識的な罪悪感もまた解放されるでしょう。
罪悪感とは実はある種の傲慢さです。
ミスをしてもそこから教訓を学び
ミスを訂正して先に進めば良いのに
人生において自分の事だけしか見えなくなってしまうのです。
「許す」ことによってはじめて
物事を本来の視点から見ることができ
自分は悪くはなかったのだと思えるようになります。
再び人生が流れに乗り、
楽で自信のある人生になります。
「許し」とは、自分が競争に勝って
相手を負かすことではありません。
恩着せがましくなったり
優越感を感じることでもありません。
そして人に憐れみを施すわけでもありません。
それらは優越感(ひそかに非難して、
罪悪感や自分は不十分だという気持ちから
過剰に埋め合わせをしてしまうこと)
と競争心(成功から目をそらして、
次に一歩進む事を恐れている事)
に他ならないのです。
私たちが「許す」ことを恐れるのは
ひとたび許してしまうと
犠牲的な立場や傷ついた状態から
抜け出せなくなるのではないか?と感じるからです。
自分の恨みや怒りは当然のものだと感じ
それをとめるのは馬鹿だと感じているからです。
ところが恨みとは、他人がしたことについて抱くのではなく
実はまだ自分自身を許していないことについて感じているのです。
実は自分の過去にしがみついて(相手を責めて)いるのです。
「許し」とは簡単に言えば
人ともう一度つながることです。
自分が犯したと思った過ちを
人のせいにして責めてきたことを詫びることなのです。
また、すべてが思い違いだったと認識することです。
そのことで本当のことが理解され
そこには新しく癒された状態が訪れるでしょう。
あなたが許す時、
過去には与えられなかったものを
やっと与えることができるでしょう。
それによってあなたは癒され
あなたが非難していた相手も癒されます。
あらゆる問題の中核にある力学の一つは
そこで絆が失われているということ、
人と人がつながっていない分離した状態です。
罪悪感は人生の強力接着剤です。
苦痛なパターンや状況と
くっついて離れられなくしてしまうのです。
一方、「許し」はそれらを溶かす溶剤です。
「許す」ことで私たちは罪悪感から解放されるのみならず
引きこもった状態や、無価値観や犠牲
死んでしまったような活気のない気持ち
疲れ切った状態、困難、停滞、無価値感や、
過剰に埋め合わせをしようとすることなどからも救われるのです。
私たちをばらばらに引き離すものから解放された時に
再び人とつながることができ、その問題は解消します。
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このカードが出たら
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このカードを受け取った人は
自分から「許す」気になることが重要だと理解しましょう。
なぜなら、まず誰か一人を許さなければ、
自分自身も含めてすべての人を許さないことになるからです。
許さなければ、
人と距離を作ってしまいます。
一番愛している人との間にさえ
距離ができてしまうのです。
その状況を変える力は、
実は自分自身の手の中にあります。
「許す」という選択は、
改めて相手に向かって与えることであり
新たに受け取ることです。
恨みを手放しましょう。
そうすることで隠れた自己攻撃や
不自由さからも解放されるでしょう。
自分一人だけで何事かをなそうと思ったら
「許す」のは困難です。
自分を「許す」ことはさらに難しいでしょう。
しかし、ハイヤーマインドに頼み
「許し」を完了できるように助けを求めることができるのです。
美しい「許し」の実習は数多くありますが、
天の恩恵によって「許し」がおきるに任せることもできます。
自分や人を責めていては
本当のことが曖昧になってしまいます。
真実を選択しましょう。
真実を知りたいと心から求めましょう。
「許し」が起きることを求めましょう。
「許し」は少しづつ起きるかもしれないし、
一度に起きるかもしれません。
つまり、ミラクルを求めることもできるのです。
そうすれば、その状況全体に
新しい光をあてて見ることができるでしょう。
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いかがですか?
とてもよくできたカードです。
セラピー関係の仕事をされている方、
また、コーチのような人を導く仕事の方など
「心」を扱う職業の方には
ぜひ、一つ持っててほしい
素晴らしいカードです。
癒しと気づきに大いに役に立つと思います。
Nature harmony songsでも
近く販売しますので、
楽しみにしていてくださいね。
明日もまたカードを引いて見ますね。
いつもお読みいただきありがとうございます!
