セルフ・セラピーカード

最近、私がハマっている
『セルフ・セラピーカード』

本当に不思議なのですが、
今、自分の課題

(現実に不具合と感じるような
出来事を生み出しているその潜在的な原因)

にまつわるカードが
ドンピシャリ、と出てきます。

なので、
1日でクリアできないような課題であれば

次の日も全く同じカードが出たりします。

(カードをシャッフルしているのに・・・)

実は今回も、最初は
前回、書いた記事の内容と
全く同じカードが2枚出ました。

しかし、
違うカードの意味も

あなたに紹介したかったので
じつはカードを引き直したんです。。。

本当に面白いカードです。

今日引いたカードは
この2枚です。
(写真にある2枚です)

課題のカード群は
18番の「個人の神話」

恩恵のカード群は
25番の「選択」

でした。

では、それぞれの意味を見てみましょう。

18番 個人の神話

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このカードの意味
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その人の人生に存在するストーリー。
通常自分についてのネガティブな観念を埋め合わそうとする補償行為。

「個人神話」とは、
深い無意識層(誕生する前からの心理)の
ひとつの面でもありますが、

同時にその人の人生の重要なトラウマと
折り重なっていることが多いものです。

「個人の神話」はまた、
その人の人生に存在する主なストーリーです。

神話やおとぎ話、伝説、さらに歴史上の出来事などの
筋書きに添うことがあるので神話と名付けられています。

このカードを引いたということは
あなたの人生に「重要なシナリオ」があって

現時点ではそれがあなたの邪魔をしている
ということを意味しています。

「個人の神話」は、大きなトラウマと
その結果のハートブレイクや、

失敗感や罪悪感に対して
形成された防衛であり、代償作用です。

傷ついていると、人生の様々な局面に
直面していく力が自分にあるとは思えなくなります。

そこで神話や伝説の人物だったら
強くて、勇気があり、知性もあるし、

成功するのに必要な能力は
何でも持っているという観念ができてきます。

ただし、神話がたとえどんなに
ポジティブな特徴を持っていたとしても

所詮は補償行為なので、
自分からの才能を与えても

その報酬(承認や賞賛、感謝など)を
受け取ることができません。

それはつまり、単に役割として
演じているだけだからです。

自分の中の原形的なイメージや
自分についての暗い観念を否定して

なおかつ埋め合わせるためにしていることだからです。

「個人の神話」として
きわめてポジティブな人物

ヒーローや聖人君子を持つ人が多いようです。

ただしそれが補償として演じられている限りは
そこには真実味がありません。

役割というのは
自分がそんなに悪い人間ではないことを
証明するためだけのものです。

また、中にはネガティブな性質の「個人神話」もいくつかあります。

そういう物語は自分についての
ネガティブな観念から直接生まれたものです。

【このカードが出たら】

このカードを引いた人は
重大なトラウマを癒して

もっと本音で、なすがままに生きる時が
やってきたことを認めましょう。

自分自身に質問してみてください。

・私の中の「個人の神話」のもとになっている
神話や伝説、おとぎ話や歴史上の人物は何でしょうか?

その時に頭にパッと浮かんだ
最初の答えを信頼することが大切です。

時には二つの答えが心に浮かぶこともあるでしょう。

それを自分勝手に判断し、ふるいにかけないこと。
考えが浮かぶままにすることです。

そこで出てくる人物の名前は
あなたが意識では知らないものさえあるかもしれません。

あるいはストーリーの筋をほとんど知らないかもしれません。

頭に浮かんだ人物を研究するひとつの方法として
その物語を1〜2ページにわたって書いてみましょう。

あるいは、テープに吹き込んだ方がやりやすい人もいるでしょう。

あなたの書いた物語は実際の伝説や
おとぎ話の筋書きとは違っているかもしれません。

しかしここで重要なのは
それがあなた自身のバージョンの神話だということ

しかもできる限り思いつくままに書かれたり
吹き込まれているのが大切です。

あなたの「個人の神話」を書き終わり
吹き込み終わったら、それを注意してよく見て
またはよく聞いてみましょう。

主なテーマに注意してみましょう。
そして自分の人生でパターンが現れていないかを
自分に質問してみましょう。

二つ目に注意したいのは、
「個人の神話」に登場する全ての人物は

夢に出てくる全ての登場人物やシンボルと同じように
あなたの心の中の何かを表しているという点です。

それぞれの登場人物は、
あなたが自分自身について持っている観念を表しています。

普通は英雄的な人物に自分を当てはめるものですが
時にはシャドウである悪者に自分を当てはめることもあるでしょう。

それもまた自分自身についての
中心的な観念です。

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あなたの「個人の神話」を癒す方法
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次のどの方法を使うこともできます。

① ヒーリングまたはギフト、恩恵のカードから1枚のカードを選ぶ。
 そのカードについて読み、それをこの問題の解決策としましょう。

② あなたのハイヤーマインドにこの問題を委ねます。
 あなたのあらゆる問題を簡単に癒すのがハイヤーマインドの仕事です。

③ 「個人の神話」が癒されることをあなたが選択します。
 自分に一定の期限を与えましょう。

今日中でも、今週中でも、
これだけの時間があれば解決できると
信じられるだけの長さの時間を選びましょう。

奇跡でもなければダメだと感じるならば
奇跡を願いましょう。

ひたすらこのことが癒されることを
選択し続けましょう。

もう、これで足を引っ張られることがないように
そして、あなたが自由になれることを選択しましょう。

④ 「シャドー」(23番)に説明されている
統合の方法を使いましょう。

あなたの神話の登場人物全員と
あなたの心の中の深い精神的な傷を感じる部分とを統合しましょう。

また、登場人物全員と深い傷を感じる部分とを
あなたのハイヤーマインドと統合することもできます。

「個人の神話」の人物があなたと統合されると
今度はその人物の素晴らしい性質への承認や賞賛のご褒美が
役割の方に行くことなく、あなたが受け取ることができるでしょう。

⑤ この問題が始まったのは、あなたが生まれる前か
生まれた時か、生まれた後かを自分に質問してみます。

そしてセンタリングの方法を使って
その経験全体をリフレイミング(書き替える)します。

「先祖代々伝わる問題」(17番)で
2番目に使われた方法を参照のこと。

25番 選択

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このカードの意味
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あなたの観念を生み出す源。
マインドの持つ最大の力。

「選択」とはマインドの持つ最も強力な道具です。

どんな人間関係を持つのか、
成功を経験できるかどうかは

意識の深い所の「選択」の力によって決まります。

思考や、観念、感情や行動もまた
「選択」の結果です。

言い換えれば、どんな「選択」をするかによって
自分で自分の経験を決めていることになるのです。

そして何が起きてくるのかも
その「選択」の結果です。

このことに気づくと、より良い「選択」を
し続けることができます。

起きている出来事に対する姿勢を
意識的に「選択」できる力によって

悲劇が英雄的行為に変わり
大惨事を、悟りをもたらす経験に
変容させることもできるのです。

【このカードが出たら】

このカードを受け取った人は気づくべきです。

あなたを前進させるのは
欲しいものを「選択」することが出来る
という明確な力なのです。

今起こっていることが気に入らなかったり
自分が望んでいないことが起きていると思うなら

別の「選択」をすることが出来るのです。

次の言葉を使うと役に立つでしょう。

*「これは間違いだ」

*「これは私が望んでいることではない。
 私はこんな痛みや、喪失の悲しみや、ストレスや、惨めさはいらない」

*「私が欲しいのは、____________です。」(出来るだけ明確に、正確に述べること)。

自分の観念や、思考や、感情や行動、状況が嫌ならば、
それを「選択」によって帰る責任は自分自身にあると気づきましょう。

「いったい何を「選択」したら良いのかを示してください」と
お願いすることもできます。

天の恩恵を「選択」することもできます。

ハイアーマインドにすべてを任せると
「選択」することもできます。

ミラクルを求めると「選択」することもできます。

慢性的な魂のパターンによっては
ネガティブな観念が何千もの層になっていることもあります。

その場合でも、ひとつ「選択」すれば
少なくともひとつの層が癒されます。

時には多くの層や、すべてが一度に癒されることもあるのです。

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いかがですか?

あなたの気づきに役に立ちましたか?

人生を再構築するために
ぜひ、この知識を使用してみてくださいね。

また、良きタイミングで
カードを引いてみたいと思います。

いつもありがとうございます!